電子メール利用上の注意
電子メールを利用するときには,いくつかの制限と注意事項があります。ここでは,その中でも特に大事な事を上げておきます。以下の内容の詳細は,ネチケットに関するページをご覧下さい。
電子メールを書く上での注意
- 半角カタカナや機種依存文字(丸で囲まれた数字や携帯の絵文字など)は使用しない
理由:文字化けが起こる
- 1行は全角で30文字から35文字(半角では60文字から70文字)で改行する
理由:昔使用されていた端末が半角で80文字しか1行に表示できなかったため,それを踏襲したメールソフトが多い。それらのソフトでメールを送受信した場合,半角80文字前で自動的に改行されレイアウトが崩れる場合が多い。
- 他人のメールを転送・投稿する場合は,差出人に許可を得る。
理由:電子メールの文章にも著作権があります。それを勝手に転送や公開するのは,厳密には違法である。
- チェーンレターを送らない
理由:ネットワークや他人に負荷をかける。それが公序良俗に反しない,あるいは愉快なメールでもチェーンの構造を持ったものは控える。
- クレジットカードの番号やパスワードは書かない
理由:電子メールは文字がそのままインターネットを流れるので,途中で覗かれる可能性がある。
- 適切なサブジェクトを付ける
理由:メールが大量に届く人は,いちいち中身の確認ができないので,サブジェクトだけで内容が判断できるようにする。
- 署名を付ける
メールアドレスだけでは誰か分からないので,差出人を明確にする。
- 複数の相手に送る場合は,BCCを活用して他人のメールアドレスが公にされないようにする
理由:メールアドレスも個人情報の一部。勝手に他人に漏らしてはいけない。
- あまり大きなファイルは添付しない
理由:メールを読み込むのに時間がかかり受信者に迷惑をかけると同時に,ハードディスクなど記録媒体の無駄使いにもなる。
- HTML形式のメールは,相手が読めるか確認する
理由:メールソフトによってはHTMLメールに対応していないものがある。またセキュリティの面から,HTMLメールを表示しない設定にしている場合もある。
リンク
上記のネチケットに関するページの他に,電子メールを使うときの注意点について述べているページへのリンクです。Yahoo や Google などで「電子メール エチケット」として検索すれば,これら以外にも電子メールを使用する上で注意しないといけないことをまとめたページが沢山見付かります。