99(10)=01100011(2) より,99の2の補数つまり -99(10) の2進数表現は
01100011 (ビットを反転) → 10011100 (+1する) → 10011101
である。
また例1より,
-18(10) = 11101110
これらを加えると
10011101+11101110=110001011
となる。8ビットでの表現なので,最上位のビットは記憶できない。よってこの値は
10001011 (1)
である。
一方
117(10)=01110101(2)
より,-117(10) の2進数表現は,
01110101 (ビットを反転) → 10001010 (+1する) → 10001011 (2)
である。
よって(1)と(2)が一致することが分かる。つまり,負の数度同士の和の計算も,正の数の和で得られる。